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2021.06.20 08:40

追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第三部 規制 (9)〝軟着陸〟描いたが…

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シラスウナギを仕分ける県しらすうなぎ流通センターの職員(南国市久枝)

 ウナギ問題を長く研究し、高知県にもたびたび調査に訪れている中央大の海部健三教授(保全生態学)は「シラスウナギを巡るルールは各県ばらばらだが、高知の制度は特に搾取的だ」と非難する。

 シラスの出荷先を「県しらすうなぎ流通センター」(南国市)に指定し、買い取り価格を決める際は養鰻(ようまん)業者らの意見が強く反映される。採捕人から搾取して一部の者がうまい汁を吸うための仕組みで、競争性が全く働いていない―。

 海部教授は現状をそう指摘し、「今の仕組みを残すことは考えられない。今回の漁業法改正に合わせて適正化しないといけない」と訴える。…

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