2021.06.19 08:35
黄金のオニオコゼ 桂浜水族館(高知市)で展示 「光ってるみたい」
オニオコゼは太平洋沿岸など国内に広く生息。背びれに強い毒があり、高級魚としても知られる。体は茶褐色や赤褐色で、岩に擬態して小魚を食べたり、敵から身を隠したり。今年5月に愛媛県今治市の会社員、仲渡和也さんが瀬戸内海で釣り上げ、同館に寄贈した。海面に出てきた時、仲渡さんは「おもちゃかと思った」とか。
同館職員の高谷尚司さんは「目立つ色は成長に不利だろうに。よく大きくなったなあ。幸運だなあ」とうっとり。「黄金色と相まって縁起がいい。ラッキーな気分になりに来て」と話している。(福井里実)