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2021.06.18 08:44

室戸のヤマモモ食べて 収穫シーズン「焼酎漬け最高よ」

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ヤマモモを一粒ずつ収穫する岩貞義郎さん(室戸市吉良川町丙)


 室戸市でヤマモモが収穫シーズンを迎えている。赤黒い宝石のような果実をひとかみすると、甘酸っぱい初夏の味。今年は実の付きが良いそうで、農家が作業に精を出している。

 同市吉良川町丙の岩貞義郎さん(73)は、約25年前に接ぎ木したヤマモモ10本を栽培。品種が分からないため、枝を譲ってくれた人の名前から「文吉」と名付けている。

 梅雨の晴れ間がのぞいた17日、岩貞さんは脚立に上り、一つ一つ丁寧に収穫。「塩を少しだけパラパラッとかけるとうまい。あとは焼酎漬けが最高よ」と笑顔で話していた。

 農園近くの作業場では、妻の愛子さん(71)がヤマモモをパック詰め。地元の道の駅「キラメッセ室戸」の直販所「楽市」に出荷し、1パック(約380グラム)600円で販売されている。収穫は6月下旬まで続く見込みで、もうしばらく初夏の味覚が楽しめそう。(板垣篤志)
 
 
連載アーカイブには、ヤマモモも登場する「土佐の果物語」が収蔵されています。ぜひこちらもご覧ください。
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土佐の果物語(24) 第4部 ヤマモモ編(1)原木訪ね

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