2021.06.16 08:39
追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第三部 規制 (6)シラスに番号を
ウナギ問題を長く研究してきた中央大の海部健三教授(保全生態学)は「このままでは各県が今の制度を温存しようとする。水産庁がリーダーシップを発揮して取り組まなければ、問題は解決しない」と訴える。
密漁だけでなく、闇流通をなくすために何が必要か。海部教授は「漁獲証明制度」の適用を提言する。簡単に言えば、シラスに個別の番号を付けて、どこで誰が採ったのか、流通に誰が関わったのかをはっきりさせる仕組みだ。…