2021.06.15 08:39

チーズ専門店が高知・須崎市にオープン!スイスから帰国の山崎さん夫妻「国産をスイスの食べ方で」

とろけた熱々のラクレットチーズをかけるサンド(写真はいずれも須崎市のフロマジュリーヤマサキ)
とろけた熱々のラクレットチーズをかけるサンド(写真はいずれも須崎市のフロマジュリーヤマサキ)
 スイスから帰国した須崎市出身の女性とスイス人の夫がこのほど、同市でチーズ専門店を開いた。スイス風ランチを提供するカフェもあり、市内外のチーズ好きを喜ばせている。

「街のチーズ屋さんになりたい」と意気込む山崎文加さんとロリス・トリンベールさん家族
「街のチーズ屋さんになりたい」と意気込む山崎文加さんとロリス・トリンベールさん家族
 「フロマジュリーヤマサキ」の山崎文加さん(39)とロリス・トリンベールさん(31)。山崎さんは須崎高校から大阪府の大学に進学。部活動で合気道に打ち込み、卒業後は府内の道場で指導していた。2012年、合気道修行のため短期滞在していたロリスさんと知り合い、その後山崎さんがスイスに渡り、結婚した。

 山崎さんは、長男のアレクサンドル稀唯(けい)君(7)と長女のレナ優羽(ゆう)ちゃん(5)に、日本のことを知ってもらいたいと帰国を決意。ロリスさんはインクメーカーの技術者の職を辞して、19年に一家で須崎市に引っ越した。

 ロリスさんはスイスの魅力を伝えられる新しい仕事にチャレンジしたいと、チーズ専門店の開業を計画し、北海道などの生産者も訪ね歩いた。「日本にもおいしいチーズがたくさんある」と、国産をスイスの食べ方で味わってもらうことにした。

 市の交流拠点施設「すさきまちなか学舎」(東古市町)1階のシェアキッチンを借り5月にオープン。国産チーズ十数種類を店頭販売するほかカフェも併設。じか火で温めて溶かしたラクレットチーズをソーセージとフランスパンに挟んで食べるスイス名物やチーズフォンデュ、サンド類などを提供している。

 希少な国内農場製造のチーズもあり、今では高知市などから訪れるファンも。ロリスさんは「日本の食生活にも合うチーズを探したい」と意欲満々。山崎さんは「須崎の魚屋さんのように地元の人に日々買って食べてもらえる『街のチーズ屋さん』を目指したい」と張り切っている。

 午前10時~午後5時半でランチは11時半~午後2時半。月曜と第2、4日曜休み。問い合わせは山崎さん(080・3168・9223)へ。(富尾和方)

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