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2021.06.11 08:11

山下正氏の懲罰を可決 陳謝拒否で再動議 安芸市議会

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 高知県の安芸市議会は10日の6月定例会本会議で、山下正浩氏に議場での陳謝を求める懲罰を可決した。山下氏は陳謝を拒否し、新たな懲罰特別委員会(8人、川島憲彦委員長)が設置された。

 山下氏は3月定例会の一般質問で、2018年12月定例会の議事録などに関し、当時議長だった小松文人氏を虚偽公文書作成で告発し受理されたなどと発言した。昨年10月に不起訴処分となっている小松氏は「私を犯罪者扱いし侮辱した」と懲罰動議を提出。特別委が設置され、継続審査していた。

 この日の本会議で、特別委の川島委員長が審査内容を報告。不起訴の理由として小松氏が検察庁から「嫌疑なし」の通知書をもらっていることなどを説明した。その後の採決で、賛成9、反対2で懲罰が可決された。

 山下氏は弁明で「根拠がなく不当」などと述べ、陳謝文の朗読を拒否。小松進也氏が「議員が議会の議決に反し、秩序を乱した」などとして新たな懲罰動議を提出し、特別委が再度設置された。特別委は11日、懲罰の妥当性や内容について協議する。(森部智成)

高知のニュース 安芸市

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