2021.06.03 08:36

ぴちぴち四万十アユ、今年も上京「よって西土佐」が豊洲へ発送開始

氷締めのアユを梱包(こんぽう)する道の駅「よって西土佐」職員(四万十市西土佐江川崎)
氷締めのアユを梱包(こんぽう)する道の駅「よって西土佐」職員(四万十市西土佐江川崎)
 四万十アユ、ぴちぴちのまま東京へ―。高知県四万十市西土佐江川崎の道の駅「よって西土佐」で2日、東京・豊洲市場に向けたアユの発送が始まった。3日未明に市場に到着、競りにかけられる。

 四万十川産の味を多くの人に知ってもらおうと、2018年に活魚と氷締めで出荷を始めた。1年目は計590キロ、不漁だった19年は45キロ(活魚のみ)。20年は豊漁ながら新型コロナウイルスで飲食店の営業が流動的だったため、約300キロに抑えた。

 四万十川西部漁協から生きたアユを購入し、多い時で週5回ほど、7月末まで定期的に発送する。いけすで1晩泳がせて腸内を空にすることで、きれいな状態で出荷できるという。

 職員2人が朝から作業に取り掛かり、プリプリと生きのいい魚体を1匹ずつ丁寧に箱詰め。この日は空気ポンプ付きの発泡スチロール箱に入れた活魚を計3キロと、氷締め計5キロを発送した。

 林大介駅長(61)は「今年は思っていた以上に釣果があった。旬の天然物をおいしく食べてもらい、アユ文化継承につなげたい」と話していた。(今川彩香)

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