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2021.05.29 08:35

薄黄の花 ぽっぽっと 室戸市・御田八幡宮でボウラン見頃

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淡く黄色い花を咲かせたボウラン(室戸市吉良川町甲の御田八幡宮)


 室戸市吉良川町甲の御田八幡宮で、ボウランが淡い黄色の花をぽっぽっと咲かせている。

 ボウランは葉が棒状に細長く成長する姿から名付けられた。樹木の上に着生し、6~8月ごろに開花する。国内では近畿地方南部から九州にかけて分布するが、県内での自生は珍しい。

 同八幡宮のボウランは、1954年に県が天然記念物に指定。樹齢約500年のクスノキなど、境内の樹木のあちこちに群生している。同八幡宮によると今年は例年より2週間ほど早く開花し、花の数も多い。

 訪れた地元住民らは樹木を見上げ、小さな花を見つけては楽しんでいた。久保八太雄宮司は「希少価値があり、かわいらしい花。双眼鏡などで観賞してほしい」と話している。

 6月中旬まで見頃が続きそうだという。(板垣篤志)

高知のニュース 室戸市

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