2016.02.26 13:59

高知県立大学の学生が本山町・汗見川で健康体操を考案

完成した健康体操を住民に教える高知県立大学の学生ら(本山町沢ケ内)
完成した健康体操を住民に教える高知県立大学の学生ら(本山町沢ケ内)
 高知県立大学の社会福祉学部の学生たちが、高知県長岡郡本山町汗見川地区の魅力を歌詞や動きに取り入れた健康体操を考案した。学生が作詞作曲したオリジナル曲「汗見川の四季彩」に合わせて、お年寄りらがゆったりと体を動かす体操。汗見川地区でこのほど開かれた発表会で披露され、住民からは「高齢者の集まりなどで大切に使っていきたい」と好評だった。

 考案したのは、田中きよむ教授のゼミに所属する3年生でつくる「Pシスターズ」のメンバー7人。2015年3月、当時3年生だったゼミ生が高齢者の生活などの聞き取り調査で汗見川地区を訪れた際、住民から「健康体操に使える曲を作ってもらえないか」と依頼があった。

 先輩から“宿題”を引き継いだ7人は、2015年12月に汗見川地区を訪問。山や川などの名所を回ったり、住民から暮らしぶりなどを聞いたりして、曲や歌詞のイメージを膨らませた。

 完成した歌詞には「シャクナゲの花 幼き日の思い出」「根下がりヒノキに亀の岩」といった汗見川の特色を盛り込んだ。また体操もいすに座ったまま運動ができるように、ゆったりとした動きにした。

 本山町沢ケ内の「汗見川ふれあいの郷(さと)清流館」で開かれた発表会では、学生がキーボードで曲を演奏し、体操も実演した。その際、住民から歌詞の改善点について意見を聞いて取り入れた。

 Pシスターズ代表の中野真希さん(21)は「こんな山の中に、すごくきれいな川があるとは知らなかった。この体操で地域が活気づいて若返り、笑顔が増えたらいい」と話していた。学生が体操をしている様子はDVDに記録しており、清流館などで活用される。

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カテゴリー: 主要教育大学特集嶺北教育


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