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2021.05.12 08:50

ごめん・なはり線にJR四国観光列車「時代の夜明けのものがたり」10~12月

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菜の花畑をゆったり走る観光列車(日高村本郷=楠瀬健太撮影)


 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線で10~12月、JR四国の観光列車「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」を運行することが決まった。同線で観光列車が走るのは4年ぶりで、くろ鉄は「県東部の魅力を発信する絶好の機会」と歓迎。JR四国は沿線観光などと組み合わせた旅行商品を販売する。

 「志国―」は、JRが昨年7月から毎週土日祝を中心に高知―窪川間を運行中。乗車率は82%と、四国の観光列車で最も高い。新型コロナウイルス下で利用客が減ったくろ鉄の起爆剤にと県がJRに運行を打診し、了承を得た。

 列車は2両編成(定員47人)。10月8日~12月24日の金曜日と10月31日の計13日間、高知―奈半利間を1日1往復する。正午に高知駅を出発し、折り返しは午後3時17分に奈半利駅を出る。夜須、安芸両駅に止まる。

 料金未定。8月ごろから、食事や観光を含めたパック旅行などにして販売する。

 11日、県庁で会見したJR四国の藤本聡常務は「10月からの観光キャンペーンの目玉。歴史と文化、食の魅力に太平洋の絶景もあり、金曜日でも利用は見込める」と強調。

 くろ鉄の金谷正文社長は「高い発信力があり、県東部の観光振興にインパクトがある。コロナから再出発する上で効果も大きい」と期待を込めた。(村上和陽)

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