2021.04.30 08:56
紙こいのぼり陸を泳ぐ 高知いの町・仁淀川中止で
「紙のこいのぼり」は毎年5月、不織布で作られた1~7メートルの色鮮やかなこいのぼり約300匹が仁淀川を泳ぐ名物イベント。県内外から多くの見物人が仁淀川橋などに集中するため、実行委は新型コロナウイルスを考慮して中止を決めた。
一方でこいのぼりを街中に分散させて誘客につなげようと企画。28日までにメンバーが中心商店街や観光施設などに計約200匹を飾り付けた。期間中は水辺の駅「仁淀川にこにこ館」、紙の博物館、椙本神社、とさでん交通伊野停留所―の4カ所を巡るスタンプラリーも行い、先着100人に同博物館のクリアファイルなどを贈る。
こいのぼりはこのほか高知龍馬空港(南国市)で10日まで、「高知 蔦屋書店」(高知市)で3~5日に飾られる。(山崎友裕)