2021.04.21 08:35

【地震新聞】災害時の「車中泊」避難の選択肢増やす 寝心地、トイレ...楽しく改善

1分で車内を寝床へと変える野本明美さん。不要になったバスマットや布団をふんだんに使う。100円ショップのかごなどで小物入れも作っている(写真はいずれも高知市内)
1分で車内を寝床へと変える野本明美さん。不要になったバスマットや布団をふんだんに使う。100円ショップのかごなどで小物入れも作っている(写真はいずれも高知市内)

 「車中泊」は勧められない―。健康被害や行政支援が届きにくいとの懸念から、災害時に車内で寝泊まりする避難方法は公には避けられてきた。しかし新型コロナウイルスの出現によって、災害時の「密回避」も重要課題に。避難の選択肢を増やそうと、車中泊を楽しみつつ、寝心地から排せつまで、あの手この手で改善を試みる人たちがいる。

熊本地震・コロナで注目
 今から5年前。車中泊は、4月に震度7の揺れが2度も襲ってきた「熊本地震」で注目された。同じ姿勢を長時間続けたり、混雑するトイレを嫌って水分摂取を控えたりしてエコノミークラス症候群が多発したためだ。

 実は記者も、熊本地震の取材をしていて車中泊を余儀なくされた1人だ。「前震」翌日の4月15日に現地入りして、阿蘇市のホテルにたどり着いた16日未明のことだった―。...

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