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高知新聞PLUSの活用法

2021.04.20 08:44

【動画】海中の絶景、高知・柏島 水中ドローンでダイビング気分!

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だんだんと暖かくなる海で小さな魚も元気(写真はいずれも大月町の柏島周辺)

 県内外のダイバーや釣り人が憧れる高知県幡多郡大月町の柏島。多彩な生き物がすむ透明な海の中を、高知新聞社が今春導入した水中ドローンが潜った。エメラルドグリーンと深い青が織りなす絶景を、すいすい泳いで撮影した動画と写真をお届けします。

太陽に照らされて輝くキビナゴらしき大群

 スクリューを搭載し、川や海の中を自在に動ける水中ドローン。操縦者は地上や水上にいながら水中撮影ができる。

 初稼働で訪ねた柏島の海は、国内有数のサンゴ群生地で、温帯と亜熱帯の生き物が入り交じる人気のダイビングスポットだ。

高知新聞社の水中ドローン。愛称は「ぞぶりん」

 4月の半ば、現地のNPO法人「黒潮実感センター」でシーカヤックを借り、神田優センター長に教わったポイントで、「ぞぶりん」と愛称を付けたドローンを海に放った。

 神田さんいわく「水温上昇でプランクトンが増えて、春にごりが出てきた」そうだが、水深約10メートルを泳ぐドローンはくっきり見えている。

テーブルサンゴの下でばったり

 コントローラーの画面には、テーブルサンゴやソフトコーラル、釣りではおなじみのグレやニザダイに加えて、ソラスズメダイやクマノミなど色鮮やかな熱帯魚が次々と映し出される。

 実際にダイビングしているかのような気分。近くでは本物のダイバーがはき出す空気がぶくぶく上がっているから、驚かさないように深度を上げた。

ひょこっと顔を出してくれたクマノミ

 春。シーズン最盛期にはまだ早いけれど、高知の端っこの海は豊かでにぎやかだ。(飯野浩和、森本敦士)

海底に広がるテーブルサンゴに映える熱帯魚

漁港内の浮桟橋の下は、イソギンチャクなどがびっしり

高知県の西南端にある柏島



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