2021.04.14 08:55
57年前、高知県の聖火走者・大八木さん 令和の走者にエール「堂々と走って」
当時の高知新聞の記事には、大八木さんが聖火台を前にトーチを掲げ、「あざやかな〝ギリシャの太陽〟の輝きが、南国土佐の中心でオリンピック精神を誇らしくうたい上げた」とある。点火の瞬間、「お堀ばたを埋めた二万の観衆が、割れるような歓声を上げた」と記す。昭和の人々の興奮、高揚感が伝わってくる。
そんな当時の思い出を「宝物」と振り返った大八木さん。新型コロナウイルス下で戸惑いも多いであろう令和のランナーに向け、「堂々と走って」とエールを送っている。…