2021.04.14 08:55

57年前、高知県の聖火走者・大八木さん 令和の走者にエール「堂々と走って」

聖火台の前に立つ大八木博さん。高知県庁前は聖火を一目見ようと集まった人で埋め尽くされた(大八木さん提供)
聖火台の前に立つ大八木博さん。高知県庁前は聖火を一目見ようと集まった人で埋め尽くされた(大八木さん提供)
 地鳴りのような歓声、割れんばかりの拍手―。1964(昭和39)年の東京五輪で高知県内の聖火ランナーとして、県庁の聖火台に火をともした大八木博さん(72)=土佐市出間=は今も、あの日の光景が脳裏に鮮やかに浮かぶという。

 当時の高知新聞の記事には、大八木さんが聖火台を前にトーチを掲げ、「あざやかな〝ギリシャの太陽〟の輝きが、南国土佐の中心でオリンピック精神を誇らしくうたい上げた」とある。点火の瞬間、「お堀ばたを埋めた二万の観衆が、割れるような歓声を上げた」と記す。昭和の人々の興奮、高揚感が伝わってくる。

 そんな当時の思い出を「宝物」と振り返った大八木さん。新型コロナウイルス下で戸惑いも多いであろう令和のランナーに向け、「堂々と走って」とエールを送っている。...

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