2021.04.07 08:34
四万十川でアオサノリ収穫最盛期 希少な美味...5月上旬まで
四万十川下流漁協によると、1990年代には年間約30トンが採れていたが、収穫量は年々減少している。昨年は約4トンにとどまっており、同漁協の代表理事、山崎明洋さん(37)は「今年は昨年よりも減りそう。厳しい状況」。
同市竹島の山崎清実さん(49)は今月初め、干潮と満潮のほぼ中間の時刻、午前6時から作業開始。竹島川との合流点周辺に広がる養殖場で腰まで水に漬かり、へらを素早く振ってアオサノリを集めていった。
清実さんは「生のノリは、今の時季が一番おいしい。干しシイタケや生節と合わせてつくだ煮にしても良いけん、ぜひ味わってほしい」と話していた。(河本真澄)