2021.04.05 08:51

追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第二部 流通(6)2億円が集まる部屋

シラスウナギは厚手のビニール袋に入れ、酸素を充塡して輸送される(徳島市内の事務所)
シラスウナギは厚手のビニール袋に入れ、酸素を充塡して輸送される(徳島市内の事務所)
 ひんやりとした10畳ほどの部屋には、水槽に酸素を送り込む「ヴー」というポンプの音だけが響いていた。

 シラスウナギ取扱量日本一とされる男が徳島市に構える事務所。その一番奥に、シラス保管用の部屋がある。

 フローリングの床の上に縦約3メートル、横約1・5メートルの長方形の大きな水槽が二つあり、中にはシラスを入れる筒状のざるが24個ずつ入っている。

 「ちょうちん」と呼ばれるざる1個に入れるシラスは1キロ。過去には1キロ400万円で取引されたこともあるので、この部屋だけで2億円分近くを保管していた計算になる。...

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