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2021.04.04 08:45

還暦チームの軟式野球「龍馬杯」開幕 高知県内4会場で全国12チーム真剣勝負

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軟式野球の「第1回龍馬杯還暦大会」で真剣勝負を繰り広げる選手たち(春野球場)


 60歳以上の軟式野球チームによる「第1回龍馬杯還暦大会」が3日、春野球場など4会場で開幕した。高知県軟式野球連盟が主催する初の全国大会で、県内外から12チームが参加。選手たちは年齢を感じさせないハッスルプレーで真剣勝負に挑んでいた。

 60歳以上や70歳以上といった区分の全国や地区ブロック規模の軟式野球大会は、各地で行われている。そうした大規模な大会を県内でも開こうと、県軟野連が企画した。

 本来は昨年開く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため中止。今年は県内のコロナ感染者数が減少傾向にあることから、岡山、広島など5県からチームを招待した。

 この日は4会場でリーグ戦を実施。春野球場には植野クB、レッドロック山陽(岡山)、フェニックス(沖縄)が集い、盗塁、スライディングキャッチ、内野ゴロでも全力疾走するなど若者に負けず劣らずのプレーを披露。「取られた取り返せ」「集中せんか」と勝負にこだわる声が響いた。

 光富隆・実行委員長は「12チームも参加してくれてありがたい。今後も継続して大会規模を拡大したい。年寄りが元気に野球をやり、『日本一の健康長寿県』を目指す高知県に貢献できれば」と話していた。

 各会場1位の4チームが4日、春野球場などで行われる決勝トーナメントに進む。(谷川剛章)

 記録は後日、高知新聞紙面の「水曜スポーツ」に掲載する。

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