2021.04.02 08:38

ホタルの幼虫、川から上陸中 民家の塀に淡い光跡 宿毛市 

民家のブロック塀を上るホタルの幼虫(宿毛市内=30秒露光を10枚合成)
民家のブロック塀を上るホタルの幼虫(宿毛市内=30秒露光を10枚合成)
 宿毛市内で夜間、川から上陸するホタルの幼虫が見られ始めた。幼虫もおしり部分からほのかに発光。目を凝らすと、ゆっくり進む姿を民家の周辺でも観察できる。

 水中で育った幼虫は、3月中旬ごろから繭を作るために上陸。1カ月余りでさなぎになり、さらに10日ほどで成虫となって飛び立っていく。

 湿度、気温とも高く、活発に動く条件に恵まれた3月28日の夜。水路沿いに立つ民家で、ブロック塀のあちらこちらに小さな光が瞬いた。長時間露光の写真を何枚か重ねると、水路からはい上がってきた幼虫の光跡が浮かび上がった。

 案内してくれた市内の男性は「人間のすぐ近くでも生きちょうがよ。飛び始めるのが今から楽しみ」と、おぼろげな光を優しく見つめた。成虫は、早ければ5月上旬にも見られるという。 (新妻亮太)

カテゴリー: 高知のニュース自然・植物幡多

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