2021.03.26 08:38

沖の島に珍客ヤツガシラ 「ポケモンみたい」な渡り鳥 小学生撮影

沖の島で児童が見つけたヤツガシラ(西川海空さん撮影)
沖の島で児童が見つけたヤツガシラ(西川海空さん撮影)
 高知県内では珍しい渡り鳥のヤツガシラがこのほど、宿毛市の離島、沖の島で確認された。細長いくちばしや頭の後ろに伸びる冠羽(かんう)が特徴で、授業中に見つけた沖の島小学校の児童は「かっこよかった」と喜んでいる。

 体は薄茶色で羽には白黒の模様が入っている。冠羽は威嚇する際などに、扇のように前後に広がる。高知野鳥の会の有田修大(のぶひろ)会長(70)=宿毛市橋上町神有=によると、ユーラシア大陸やアフリカに広く分布し、春と秋の移動の際に日本に飛来することがあり、幡多地域でもまれに見られるという。

 沖の島では18日午後、理科の授業で植物の観察のため校外に出ていた沖の島小学校5年の西川海空(みそら)さん(11)と増本稟子(りこ)さん(11)が発見。学校から山を抜けて久保浦海岸へと向かう県道沿いの木に止まっていた。

 西川さんが学校のカメラで写真を撮り、野鳥愛好家でもある野村紀文(ひろふみ)教頭(59)に見せたところ、ヤツガシラと判明。野村教頭は「それはもう、驚きました。私も見たかった…」。西川さんは「ポケモンみたいでびっくりした。自慢したい」と喜び、増本さんも「もう1回見たい」と興奮気味に話していた。(新妻亮太)

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