2021.03.24 08:38
高知県内小学校6年生510人の思い歌詞に 「未来へ」披露
「未来へ」は元々、「四国浄管」(高知市南御座)のCMソング。四国浄管の戸田明社長が新型コロナウイルスの影響で学校行事が中止になるなどした6年生の卒業記念にと、歌詞を募集して歌う「未来を歌おうよ♪プロジェクト」を企画した。
昨年12月に高知県内の小学校に「未来」をテーマにした歌詞の応募を呼び掛けたところ、23校が参加。山下さんが全てに目を通し、児童から思いを聞き取った上で各校の歌詞が必ず入るよう編集した。
第六小学校の卒業式では、6年生30人が山下さんらバンドメンバーと一緒にオリジナルの振り付きで合唱。「今を乗り越えたら あの空めがけてピースしよう」「飛びだそうひとりじゃない」「離れてもつながる 希望という名のハーモニー」―。卒業生の希望が詰まった歌詞が体育館に響いた。
振り付けも考えた西村楓花さん(12)は「未来を信じて進んでいこうという思いで歌詞を作った。最後の卒業式にみんなで歌えてよかった」と笑顔。山下さんも「子どもたちの前向きな姿勢にこちらも励まされた」と話していた。(野村圭)