2021.03.19 08:32

津波タワーの階段に流失の恐れ、県内で4分の1 救出策を検討

 南海トラフ地震に備えて高知県内に整備された津波避難タワー114基のうち、4分の1で階段やスロープが津波で流失し、避難後にタワーから下りられなくなる恐れがあることが、県のまとめで分かった。津波の浸水が解消した後は、高齢者らを速やかに救出する必要があり、県は市町村にはしごなどの資機材整備や救出態勢の確保を求めている。

 タワー本体は国の設計基準に基づいて市町村が整備しており、津波で倒壊しない強度が確保されている。一方で、階段などの付属施設には基準がない。

 県は2019年度、タワーがある沿岸17市町村を通じて、階段などが津波の力に耐えられる「耐浪(たいろう)性」の有無を調査。結果、全体の4分の1で耐浪性が確認できず、津波や漂流物の影響で階段などが流される恐れがあることが分かった。...

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