2021.03.15 08:39

珍味こんにゃく4月末で製造終了 いの町、生活改善グループ高齢化

4月で生産が終了する「珍味こんにゃく」(いの町上八川甲)
4月で生産が終了する「珍味こんにゃく」(いの町上八川甲)
 高知県吾川郡いの町吾北地域で地元作物の加工品づくりに取り組んできた「木ノ瀬生改グループ」が、4月末で生産を終了することになった。メンバーの減少や高齢化が要因で「引き継いでくれる人がいれば協力したい」としている。

 1973年、地元の農産物PRなどを目的に吾北地域の各地区で発足した生活改善グループの一つ。いの町上八川甲を拠点に、地元産のヨモギを使ったまんじゅうやゆずみそなどの製造を始めた。2003年ごろからは他地区のグループから引き継ぎ、ピリ辛味で人気の「珍味こんにゃく」も手掛けてきた。

 活動は月1回で、多い時には10人ほどで作業していたが、メンバーの高齢化などもあり、近年は多くて4人ほどに減少。参加者の負担が増していた。

 機械の老朽化もあり、メンバーらで話し合った結果、商品製造の終了を決定。ゆずみそは昨年内で製造を終え、近くの道の駅などで販売しているまんじゅうと珍味こんにゃくも、4月で終了することにした。

 4日の活動では、地元の女性4人が珍味こんにゃくを袋詰め。メンバーの一人は「長く続いた味がなくなるのも、みんなと顔を合わす機会が減るのも寂しい」。製造を引き継ぐ人がいれば、作り方などを伝授したいと話していた。(山崎友裕)

カテゴリー: 高知のニュースグルメ高知中央

ページトップへ