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2021.03.07 08:40

画面越しにお座敷遊び披露 「土佐のおきゃく」高知市で開幕

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オンラインでお座敷遊びを披露した実行委員会のメンバー(高知市帯屋町1丁目)

「dancyu」植野広生編集長も登場 規模を縮小し大半はオンライン
 「土佐のおきゃく」が6日、高知市で開幕した。新型コロナウイルス下とあって大半のイベントはオンライン開催に。「大おきゃく」ではマスク姿の関係者が画面越しにお座敷遊びを披露するなど、新しい形で盛り上げた。

 「おきゃく」は高知市中心街を宴会場に見立てて酒文化を楽しむイベントで、2006年に開始。約7万4千人が参加した19年の経済波及効果は、8億4700万円(四銀地域経済研究所調べ)と算出されている。

 だが新型コロナ禍で昨年に続き、今年もアーケード内を宴会場とする「大おきゃく」を中止に。中央公園を会場とする全イベントも取りやめた。代わりに、この日、オンラインで大おきゃくを開催。県内外の約120人が顔を並べた。

 発信拠点の一つとなった高知市内の居酒屋には、歴代の土佐のおきゃく実行委員長ら6人が集合。「♪べろべろの~神様は~ 正直な神様よ~」と歌いつつこまを回す可杯(べくはい)や、菊の花といったお座敷遊びを画面の向こうに向けて指南。「さあ、一緒に飲み干そう」と呼び掛けた。

 東京からの中継には、「土佐のおきゃくPR大使」で雑誌「dancyu」の植野広生編集長が登場。「高知には飲みを楽しむ人と場所、空気がある」と来年の参加を宣誓した。

 友田由美・実行委員長は「画面上でも近くに感じた。来年はリアルに会えるよう期待したい」と話していた。

 おきゃくイベントは9日まで開催される。(村瀬佐保)

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