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2021.03.06 08:10

今年はウェブで「土佐さんごまつり」 彫刻・宝飾54点を展示

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初のウェブ開催となった第45回土佐さんごまつり

 「第45回土佐さんごまつり 名作コンテスト」が5日、ウェブ上で始まった。全高知珊瑚(さんご)協同組合連合会が「珊瑚の日」に合わせ、宝石サンゴの出品作を会場に展示してきたが、今年は新型コロナウイルス対策のため初のウェブ開催となった。

 全高知珊瑚協同組合連合会のサイトに、「立体・平面彫刻」の部に出品された35点と「宝飾」の部の19点を展示。各作品の写真とともに、使用素材の情報や作者コメントなどが掲載されている。

 美術工芸の専門家が審査し、「立体・平面彫刻」の部は前田好晴さんの「牛歩戦鼠(ぎゅうほせんちゅう)」が知事賞に。7匹のネズミが干支(えと)の移り変わりを遅らせようと、牛を妨害するさまを表現した。「宝飾」の部で知事賞を受けた川村裕夫さんの「人魚」はアカサンゴにプラチナやダイヤを豪華に組み合わせた。

 実行委員長の清岡光二さんは「実物を見てもらえないのは残念だが、ウェブの利点を生かしサンゴの魅力を全国に発信したい」と話している。各作品はサイトで1年間鑑賞できる。3月末まで人気投票も行っている。(井上智仁)

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