2021.03.03 08:41

高知市商店街の通行量が最低 休日4万人割れ 新型コロナ影響

時短要請下の高知市の中心商店街 (昨年12月17日午後6時、飯野浩和撮影)
時短要請下の高知市の中心商店街 (昨年12月17日午後6時、飯野浩和撮影)
2020年12月調査
 昨年12月、高知市の12商店街の歩行者が休日は4万人、平日も3万人を初めて割り、現行方式で調査を始めた1996年以降で最低だったことが、高知県商店街振興組合連合会の調査で分かった。調査日は新型コロナウイルス感染が広がり、飲食店などへの営業時間短縮が要請された直後。昼夜を問わず外出自粛ムードが広がっていたことを裏付けている。

 調査は毎年6、12月に実施。今回は昨年12月18日(金)=晴れ=と20日(日)=晴れ=の午前10時~午後6時、中心7商店街(計10地点)と周辺の愛宕、万々、菜園場など5商店街(各1地点)で歩行者を数えた。

 その結果、休日は3年ぶりの減少となる3万2256人(前年比57・5%減)、平日は2年ぶり減の2万8506人(34・9%減)に。特に中心7商店街は休日59・1%減、平日38・6%減と落ち込みが目立った。

 中心街は近年、帯屋町チェントロ(帯屋町2丁目)やオーテピア(追手筋2丁目)ができ、休日の人出は増加基調。平日も4万人台を維持してきた。

 しかし県内は昨年11月下旬から新型コロナ感染「第3波」が押し寄せ、12月15日には1日当たり最多の36人の新規感染者が発表された。県は翌16日から今年1月11日まで、飲食店などに営業時間の短縮を要請した。

 通行量調査は要請の2日後に行われ、「第3波」をもろにかぶった格好。多くの県民が日中も「密」になる場所を避け、不要不急の外出を控えていたとみられる。

 高知県商店街振興組合連合会の広末幸彦理事長は「書き入れ時に第3波が重なり、非常に厳しい結果だ。収束するまで我慢するしかない」と話した。(井上智仁)

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