2021.02.26 08:32
高幡木材センターが非住宅向け製材工場を整備へ 四万十町
高知県高岡郡四万十町内の製材5社でつくる「協同組合高幡木材センター」は来春、公共施設や民間ビルなど、戸建て住宅以外の分野をターゲットにした建築部材の生産工場を町内に整備する。こうした用途にスギ、ヒノキの木材が使われるよう、日本農林規格(JAS)に適合した製材を供給して需要増を目指す。県も加わった大型プロジェクトで、投資額は13億円を予定している。
国内の非住宅建築の木造化率はまだ2割に満たないが、政府が重点化している「脱炭素化」などを追い風に、…