2021.02.25 18:37

RedHill Biopharmaが、オパガニブ(Opaganib)を使用したCOVID-19に関する第2相/第3相国際治験を米国に拡大する計画について発表

AsiaNet 88206

FDAによる米国第2相治験のデータの査読に続き、RedHillはCOVID-19の重症患者に対するオパガニブの経口投与に関する第2相/第3相国際治験を、米国に拡大することを計画している。

この研究は、世界の目標被験者数464名のうち50%以上を登録済みで、米国の研究活動は、合計8か国、約40カ所の募集拠点に研究を拡大する予定である。 トップラインの結果は第2四半期に予測されている。

オパガニブは2つの抗炎症および抗ウィルス活性を示し、ウィルス複製に関わるヒトの細胞構成体に標的を絞ったものである ため、 スパイクタンパク質での変異を伴うウィルス変種の出現に対して効果があると期待されている。

テルアビブ、イスラエルおよびノースカロライナ州ローリー 2021年2月25日 /PRNewswire/ -- 特殊バイオ医薬品企業 RedHill Biopharma Ltd. (ナスダック: RDHL)(「レッドヒル」または「同社」)は、本日、COVID-19重症患者を対象とするオパガニブ[1]に関する第2相/第3相国際治験を米国に拡大する計画を発表した。これは、米国食品医薬品局(FDA)が米国第2相治験のオパガニブの研究データを査読し、推奨したことを受けて行われるものである。

第2相/第3相国際治験を米国に拡大するには、FDAの推奨と進行中の議論に基づくプロトコルへの適応が必要となる。米国への研究の拡大によってさらに登録が加速し、研究は合計8カ国、約40カ所の募集拠点を拡大し、さらに拠点や国が追加される見込みである。464名の患者のうち50%以上が募集済みであり、2021年第2四半期にはトップラインデータを提供できる見込みである。

第2相/第3相国際治験は最近 DSMB(独立データモニタリング委員)で良好な査読を経ており、治験が良い結果をもたらす可能性が暗示されている。RedHillでは最近、COVID-19肺炎患者に対するオパガニブを用いた手技による米国第2相治験の優れたトップラインの安全性および有効性データを発表した。この中でオパガニブは、重要な第一次、第二次有効性アウトカム全体で、14日目の治療の終わりに酸素必要量を削減できたことで、大きな改善を示している。 第2相のデータでは、オプガニブとプラセボの治療群の間に重大な安全上の相違はないことが示されており、さらにオパガニブの安全データベースが増加した。

オパガニブは新薬の経口スフィンゴシンキナーゼ2(SK2)阻害薬であり、抗ウィルス、高炎症、抗血栓剤の活性があることが示されている。これは、ヒトの細胞構成体に標的を絞ったものであり、そのためスパイクタンパク質での変異を伴うウィルス変種の出現に効果があると予測されている。

オパガニブについて (Yeliva(R), ABC294640)

新規化学物質のオパガニブは、当社が独占所有するファーストインクラスの経口投与スフィンゴシンキナーゼ2 (SK2) 選択的阻害薬である。宿主細胞成分を標的にする抗炎症および抗ウイルス活性の2つの効力が実証されており、薬剤耐性を最小限に抑える可能性がある。オパガニブは抗癌活性も示しており、腫瘍やウイルス、炎症、および胃腸病など複数の症状を標的にできる可能性もある。

オパガニブ は、胆管癌の治療に関して米国食品医薬品局 (FDA) からオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)指定を受けている。また、進行性胆管癌の第IIa相試験と前立腺癌の第II相試験でも評価を進めている。オパガニブは第2相/第3相国際治験でCOVID-19肺炎の治療薬として評価され、第2相米国治験の予備的トップラインデータで、良好な安全性を示している。

臨床前データでは、オパガニブの抗炎症性、抗ウイルス性、抗血栓性の活性が実証され、肺炎などの炎症性肺障害を改善し、肺の線維性損傷を軽減する可能性がある。オパガニブはCOVID-19の原因となるSARS-CoV-2ウイルスに対して強力な抗ウイルス性の活性があることを実証している。 ヒトの肺の気管支組織の生体外モデルでは、ウイルス複製を完全に阻害した。オパガニブはまた、後天的呼吸窮迫症候群の前臨床モデルで血栓の長さや、重量、総血栓スコアが減少していることも示している。加えて、臨床前のin vivo研究[2]では、オパガニブによりインフルエンザウイルスへの感染による致死率が減少すること、また、緑膿菌の誘因による肺の損傷が気管支肺胞の洗浄液におけるIL-6とTNFアルファのレベルを下げることで改善されることが実証された。

オパガニブ は、元々は米国に拠点を置くApogee Biotechnology社が開発したもので、腫瘍、炎症、GI、および放射線防護の各モデルにおける複数の臨床前研究が成功裏に完了している。また、進行した固形腫瘍を持つ癌患者の第I相臨床試験や、複数の骨髄腫における追加的な第I相試験も成功裏に完了した。

オパガニブの開発 は、米国の連邦政府と州政府の機関(NCI、BARDA、米国防総省、FDAのオーファン製品開発局など)からApogee Biotechnology社に与えられた補助金と契約によってサポートされている。

オパガニブの進行中の試験は www.ClinicalTrials.govに登録されており、 同サイトは米国国立衛生研究所におるウェブベースのサービスで、公的・私的にサポートされる臨床試験に関する情報への公的なアクセスを提供している。

RedHill Biopharmaについて

RedHill Biopharma Ltd.(Nasdaq:RDHL)はバイオ医薬品を専門とする企業で、主に胃腸疾患および感染症に注力している。RedHill社は、モバンティック(R)(成人のオピオイド誘発性便秘治療薬)[3]、 タリシア(R)(成人のヘリコバクター・ピロリ菌 (H. pylori) 感染症治療薬)[4]、およびAemcolo(R)(成人の旅行者下痢症の下痢治療用)[5] を販売している。RedHillの主要な臨床後期治験用開発プログラムには以下のものがある。(i) RHB-204(肺の非結核性抗酸菌(NTM)疾病による感染症に対する第3相治験が継続中)、(ii) オパガニブ(Yeliva(R)、ABC294640)、(COVID-19の第2相試験および継続中の第2/第3相プログラム、および前立腺癌と胆管癌に関する第2相治験で、複数の症状を対象とするファースト・イン・クラスSK2選択的阻害薬)、(iii) RHB-104(upamostat)(COVID-19の症状に対する治療として米国第2相/第3相治験で使用し、および複数の他の癌および炎症性胃腸疾患を対象とするセリンプロテアーゼ阻害剤)、(iv) RHB-104(クローン病の初の第3相試験で良好な結果が得られた)(v) RHB-102(Bekinda(R))(急性胃腸炎および胃炎での第3相治験で良好な結果、およびIBS-Dの第2相治験で良好な結果が得られた)、(vi) RHB-106(カプセル型腸管前処置剤)。当社に関する詳細はwww.redhillbio.comまたはhttps://twitter.com/RedHillBioをご参照ください。

注:このプレスリリースは便宜目的で提供されたものであり、当社が公開した英語の公式なプレスリリースの翻訳版である。英語版のプレスリリース全文、および将来予想に関する記述の免責につきましては、こちらを参照:https://ir.redhillbio.com/press-releases

参考文献
[1] オパガニブは治験薬であり、一般には市販されていない。

[2] Xia C. et al. スフィンゴシンキナーゼの一時的抑制は、インフルエンザA型ウイルスに感染したネズミを保護する。Antiviral Res. 2018年10月、158:171-177. Ebenezer DLおよびその他。緑膿菌 は核スフィンゴシン-1-リン酸の生成および肺の炎症性損傷の後成的な調整を促進する。Thorax. 2019年6月、74(6):579-591.

[3] モバンティック(R)(ナロキセゴール)の処方に関する全情報の参照先:www.Movantik.com

[4] タリシア(R)(オメプラゾールマグネシウム、アモキシシリン、およびリファブチン)の処方に関する全情報の参照先:www.Talicia.com

[5] Aemcolo(R)(リファマイシン)の処方に関する全情報の参照先:www.Aemcolo.com

ロゴ:https://mma.prnewswire.com/media/1334141/RedHill_Biopharma_Logo.jpg

企業お問い合わせ窓口:
Adi Frish
最高企業・ビジネス開発責任者
RedHill Biopharma社
+972-54-6543-112
adi@redhillbio.com

メディアお問い合わせ先:
米国: Bryan Gibbs、Finn Partners
+1 212 529 2236
bryan.gibbs@finnpartners.com
イギリス: Amber Fennell、Consilium
+44 (0) 7739 658 783
fennell@consilium-comms.com



(日本語リリース:クライアント提供)






【URL】:https://kyodonewsprwire.jp/release/202102251511

ページトップへ