四万十町中神ノ川の民家にあった、明治中期の大水害を記した文書(同町役場)
明治中期に四万十川で発生した大水害の詳細を記した当時の文書が、高知県高岡郡四万十町の民家で見つかった。約130年前のものだが紙の状態は良く、四万十町教育委員会は「歴史学だけでなく防災の観点からも貴重な史料」として解読を進める。
厚さ2センチほどの冊子で、四万十町中神ノ川(なかごうのかわ)の民家の古い物置にあった。四万十町教育委員会が16日まで開いていた古文書の解読講座に住民が持参。講師の渡部淳・高知城歴史博物館長が内容を確認した。...