2021.02.24 08:40

いの町本川キジ生産40周年 新商品開発や冷蔵肉出荷

近年開発されたレバーパテやコロッケなどの商品
「さらなるPRを」
 高知県吾川郡いの町本川地域のキジ生産が、今年で40年を迎えた。昨年完成したばかりの新施設での加工作業は衛生面が向上。精肉だけでなく新商品の開発にも力を入れており、本川手箱きじ生産企業組合(いの町葛原)は「売り上げの増加に向けてさらなるPRをしていきたい」と力を込めている。

 本川手箱きじ生産企業組合などによると、地域の特産品を作ろうと1981年、旧土佐郡本川村の主導で試験的にキジを飼育。良質な肉は料亭などから好評で、翌1982年には4軒が計3500羽を飼い、本格的な生産が始まった。

 1996年には飼育数が9800羽とピークを迎えたものの、生産者の高齢化などから徐々に縮小。そこで、2008年に生産者が本川きじ生産組合を結成し、2014年には現在の企業組合化した。近年は3千~4千羽を飼育。4~6月にふ化後、キジ舎などで8カ月前後育てる。

いの町本川地域で生産が40年を迎えたキジ(いの町葛原の「本川手箱きじ生産企業組合」)
 県内外の料亭などのほか、一般向けの鍋用セットも販売。レバーパテや冷凍コロッケなどの新商品も開発し、販路拡大に注力する。料理人からの要望もあり、昨年、これまでの冷凍だけでなく冷蔵のフレッシュ肉の出荷も始めた。

 昨年11月に完成した新加工施設では現在、1日平均100羽ほどを解体しており、作業がピークを迎えている。本川手箱きじ生産企業組合の山本周児理事長は「今後は県内のほかの業者とも連携し、さらに販路を拡大させたい」と話している。(山崎友裕)

2/28に高知市できじ祭り
 本川手箱きじ生産企業組合と高岡郡梼原町の梼原町雉生産組合は2月28日午前10時から、高知市北御座のとさのさとで「土佐のきじ祭り」を開く。きじラーメンやきじ飯、きじコロッケなどが並ぶ予定。

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