2021.02.13 08:35

車いすで海満喫!バリアフリーの体験型観光、物部川DMO協議会が今夏ツアー化へ

専用マットを敷いた砂浜で、スタッフもサポート。片岡優世さん=中央=らがヨットを満喫した(香南市夜須町坪井のヤ・シィパーク)
専用マットを敷いた砂浜で、スタッフもサポート。片岡優世さん=中央=らがヨットを満喫した(香南市夜須町坪井のヤ・シィパーク)

 障害のある人や高齢者らも楽しめる体験型観光を提案しようと、南国、香美、香南市の観光業者らで組織する物部川DMO協議会は11日、車いすの利用者がマリンスポーツやイチゴ狩りなどを体験するモニターツアーを香南市のヤ・シィパークなどで開催した。今夏のツアー化を視野に、PR展開していく予定。

 同協議会は、ヤ・シィパークを誰でも気軽に楽しめるユニバーサルビーチ化して物部川エリアのバリアフリー観光を発信しようと、観光庁の実証事業を受けて活動している。

 この日は、車いすを利用する高知市の片岡優世さん(39)が家族3人と参加。西島園芸団地(南国市)でイチゴ狩りなど、車いすでも楽しめるレジャーを体験した。

 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線を使って訪れたヤ・シィパークでは、車いす専用マットが敷かれた砂浜で波打ち際まで進み、NPO法人「YASU海の駅クラブ」のサポートで小型ヨットに乗った。

 片岡さんは子どもと一緒にロープとレバーで船を操り、爽やかな潮風を浴びながら海原をすーいすい。「2人の息子も喜んでくれてうれしい。こんな機会が日常的になって、(マリンスポーツの)裾野が広がってほしい」と期待を寄せていた。

 この日はプロモーション動画の撮影も兼ねており、家族でスタンドアップパドルボード(SUP)を座って楽しむ姿なども収録。3月以降、同協議会や旅行業者のホームページなどで発信する予定で、同協議会は「家族だけで来ても、いつでも楽しめるように」と一層のコンテンツ充実を図るとしている。(小笠原舞香)

カテゴリー: 高知のニュース香長

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