2021.02.11 08:36

猟犬にマイクロチップ費用全額補助 高知県猟友会

犬の首に埋め込まれる円筒状のマイクロチップ
犬の首に埋め込まれる円筒状のマイクロチップ
飼い主情報記録が4月から
 高知県猟友会(会員3482人)は4月から、猟犬に飼い主情報の入ったマイクロチップを埋め込む費用を全額補助する方針を決めた。猟犬が狩猟中に迷子になったり、捨てられた後に飼い主不明で殺処分されたりすることを防ぐという。

 猟友会によると、マイクロチップは円筒状で直径2ミリ、長さ8~12ミリ。15桁の数字情報が記録されており、注射針を使って犬の首の後ろの皮下に埋め込む。専用の読み取り機をかざすと、データベースで飼い主の名前や住所などが分かる。

 埋め込みは獣医師による処置が必要で、費用はデータベース登録料含め1匹3500~6千円。これを猟友会が全額負担する。会員の猟犬は約800匹おり、2021年度は200匹への処置を見込み、100万円を予算化する。

 改正動物愛護法により、2022年6月からペット販売業者らに犬猫へのチップ装着が義務化される。自家繁殖して会員同士で譲り合うことが多い猟犬は努力義務。猟友会は2019年度から独自に、処置費の一部負担を進めてきたが、利用は1件のみだった。

 猟友会の高橋徹会長は「猟友会の全額補助は全国初。会員に周知を図り、動物愛護の機運を高めたい」としている。(芝野祐輔)

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