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2021.01.30 08:38

大豊名物「立川そば」好調 高知市に販路拡大

高知市でも売り出され好評な立川そば(大豊町立川下名の御殿茶屋)
高知市でも売り出され好評な立川そば(大豊町立川下名の御殿茶屋)
後継者・猪野さん「かみしめ味わって」
 高知県長岡郡大豊町の名物、立川そばが昨年末から高知市に販路を広げ売り上げを伸ばしている。2017年から製麺、販売事業を継承している猪野大助さん(37)は「素朴な田舎の味を楽しんでほしい」と、さらなる出荷増に意欲を見せている。

 厚さ5ミリと極太で、風味の強さも特徴の立川そば。35年ほど前から立川地区の女性グループが製麺し、国重要文化財の旧立川番所書院近くにある御殿茶屋で提供していた。

 猪野さんは隣の川口地区で農業を営む傍ら、趣味でうどんやパスタの麺を打つ料理好き。あるとき茶屋を見学に行ったところ、「とんとん拍子で後継者になった」と笑う。現在はトマト栽培の合間を縫って週に3回ほど、国産そば粉と沢の水で製麺している。

 これまで生麺はほぼ全量を地元の道の駅や高知自動車道立川パーキングエリアに出荷してきたが、新型コロナウイルスの影響で売り上げが大幅に減った。そこで昨年末から高知市北御座の「とさのさと」に出荷を始めると、これが好調。週に150~200袋が売れるという。

 「香りがえい」「大豊でしか食べれんものが買えてうれしい」といった反響があり、健康のために定期購入する客もできた。猪野さんは「ツルっとしたのどごしではなく、かみしめて味わうそば」とPR。町外の新たな販路開拓も視野に入れつつ、「立川に来てもらえる仕掛けもしたい」と話している。

 「とさのさと」には月水金に出荷。1袋180グラムで税込み350円。毎月第3日曜の午前10時~午後4時は御殿茶屋でも立川そばを味わえる。(竹内将史)

カテゴリー: 高知のニュースグルメ嶺北

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