2021.01.22 08:35

ジェットスター、高知―関空線を廃止 利用低迷、コロナ追い打ち


 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンが運航する高知龍馬空港―関西空港線の廃止が決まった。同路線は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年4月から運休していたが、同社が21日までに、国土交通省に同路線など6路線の廃止を申請し、運航再開の可能性がなくなった。高知―成田線の運航は「継続する」としている。

 同社は高知―関空線を昨年4月に運休し、翌5月に「当面の休止」を発表。「コロナの収束後、改めて運航継続できるかを検討する」としていた。就航時から搭乗率が目標に届かない中、新型コロナによる航空不況が重なり、運航継続は難しいと判断したとみられる。

 同路線は2018年12月に1日1往復で就航。しかし、搭乗率が同社の国内線平均(約87%)を下回る水準で推移し、19年10月から週4往復に減便した。同社は路線別の搭乗率を公表していないが、国土交通省によると19年度の搭乗率は55・5%だった。

 高知県にとっては、大阪・関西圏からの誘客に力を入れている中での路線撤退となり、中山間振興・交通部の尾下一次部長は「新型コロナの影響もあり会社の判断はやむを得ないが、非常に残念だ。コロナ禍の収束や航空需要回復など、条件が好転した時には再度、路線再開を働き掛ける」としている。

 また、高知―成田線については「路線維持のため、会社側と連携して利用促進を強化するなど需要回復に力を入れる」と強調した。(大山泰志)

FDAは神戸線減便、1日1往復に 3/28から
 フジドリームエアラインズ(FDA)は21日までに、高知―神戸線を3月28日以降、1日2往復から1往復に減便すると発表した。高知午後1時25分発、神戸午後2時45分発となる。同路線は現在、新型コロナウイルスの影響で運休している。

カテゴリー: 高知のニュース

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