2021.01.14 08:31

空から愛でたい!2021新春 高知(3)馬路村魚梁瀬


お山のアイランド
 森と森を橋がつなぎ、整然と家が並ぶ集落がある。まるで、海に浮かぶアイランド(島)のようだ。

 空から見えたのは、安芸郡馬路村魚梁瀬。海のようにも見えるのは、ダム湖。集落は魚梁瀬ダム建設で、半世紀以上前に住民が集団移転したニュータウンだ。

 そんな魚梁瀬の「あるある」ネタをいくつか紹介しよう。

 一つ目。日が落ちると、車道にシカが出てくる。野ウサギとの競走も日常茶飯事。

 二つ目。夏場にまとまった雨が降ると、千ミリ超えはざら。住民は全国ニュースのテレビ画面で突出する雨量グラフを見ても「2千ミリいかざったか」と、あっけらかん。

 三つ目。休日の昼間はお姉さま方が酒盛り。にぎわってるなあと顔を出すと、「車で来た? ほんなら、飲(や)れんやかっ」。なぜか怒られる。

 魚梁瀬を去る時はいつも名残惜しい。また来よう、と強く思うのも、お山のアイランドの「あるある」だ。(中芸支局・北原省吾)

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