2021.01.12 08:38

大野見米の農家「混ぜ物扱い悔しい」 仁井田米の偽装

高い標高で栽培される大野見米。偽装表示問題では「おいしいから混ぜた」とされる(おおのみエコロジーファーマーズ提供)
高い標高で栽培される大野見米。偽装表示問題では「おいしいから混ぜた」とされる(おおのみエコロジーファーマーズ提供)
実際は「おいしいから」
 JA高知県の偽装表示問題で、高岡郡四万十町の仁井田米に「混ぜた」とされる中土佐町大野見地域の農家が憤慨している。仁井田米の水増しに〝格下〟の大野見米が使われたとの印象を抱かれがちだが、実際は、偽装に関わったJA高知県の職員は「大野見米はおいしいから混ぜた」と説明。農家は「農協は偽装した理由をきちんと公表して」と訴える。

 「量じゃ太刀打ちできん。けど質は絶対に劣らん」「もう悔しゅうて…」。大野見米を長年育てる女性農家2人が声を絞り出す。

 大野見には約160戸の米農家がいる。作付面積は約140ヘクタールと四万十町の10分の1ほど。年間に生産される約500トンは自家消費と個人販売に回されがちで、知名度は仁井田米にかなわない。

 ただ、標高約300メートルに位置する水田は昼夜の寒暖差が大きく、四万十川源流の恵みも受けていい米が育つ条件がそろう。大野見米を扱う高知ケンベイ(高知市)は「甘みが強く、香りもいい。わざわざ買いに来る人もいる、知る人ぞ知る米」と太鼓判を押す。...

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カテゴリー: 高知のニュース高幡

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