2020.12.30 08:35

香美市の逸品、ふるさと納税返礼品に 山田高校生が発掘しPR 第1弾は焼き菓子

返礼品に推薦したクッキーをアピールする山田高商業科生たち(香美市のおかし工房ニルス)
返礼品に推薦したクッキーをアピールする山田高商業科生たち(香美市のおかし工房ニルス)

 香美市土佐山田町の山田高校生徒が推薦した地元の菓子工房の焼き菓子セットがこのほど、同市のふるさと納税の返礼品に加わった。地域の逸品を掘り起こしPRする課題研究の一環で、市定住推進課は「生徒の目線で市の新たな名店を発信してほしい」と次回提案にも期待している。

 同校商業科2年生のうち6人が今春、「香美市に眠るお宝を全国に」と企画。当初は学校周辺にある事業所の地酒や地ビール、ゆずカレーなどが候補に挙がったが、ことごとく返礼品に「採用済み」だった。

 調査範囲を広げ着目したのが、創業15年のおかし工房ニルス(同市香北町下野尻)。オーガニックや国産の素材にこだわった人気店ながら未採用で、生徒たちは「子どもが安心して食べられる」というコンセプトに共感したという。

 生徒は試食した14種類の焼き菓子の中から、チョコチップや、黒糖とクルミなどが入った5種をチョイス。経営する五百蔵香さん(50)と一緒に市役所に足を運び、返礼品にと推薦した。

 「焼菓子好きの方必見! 山田高校商業科生徒が選ぶニルスのおやつセット」と銘打った返礼品は1400円相当で、今月から6500円の寄付に対し送られている。

 生徒は同封する冊子も手作りし、「食べると幸せな気持ちになれます!」などとメッセージを添えた。リーダーの藤本陸斗さん(17)は「香美市にはまだまだ隠れた宝がある。幅広い年代の人々に知ってもらいたい」と話している。焼き菓子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でもPRするという。(横田宰成)

カテゴリー: 高知のニュース教育教育香長

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