2020.12.29 08:36

「コロナで崩壊目前」 高知医療センター院長訴え

 高知県内の新型コロナウイルス感染者のうち、高齢者や中等症以上の患者らを受け入れる高知医療センター(高知市池)への負荷が強まっている。島田安博院長(64)は28日、「重症者がさらに2、3人増えれば、他の救急や手術の制限を検討しないといけない。医療崩壊は目前に迫っている」と医療体制の逼迫(ひっぱく)に危機感を示した。
 
医療センターの逼迫状態を訴える島田安博院長(28日午後、同センター)
医療センターの逼迫状態を訴える島田安博院長(28日午後、同センター)
感染対策徹底要請
 同日に開かれた県・高知市病院企業団議会の議員協議会で島田院長らが院内の状況を報告。その後の報道陣の取材にも答えた。
 
感染者受け入れのため、ビニールで「ゾーニング(区分け)」を行った集中治療室(高知市の高知医療センター=同センター提供)
感染者受け入れのため、ビニールで「ゾーニング(区分け)」を行った集中治療室(高知市の高知医療センター=同センター提供)
 説明によると、同センターには12月1~27日の間に、累計102人の新型コロナ感染者が入院。65歳以上の人や基礎疾患のある人、中等・重症者の治療を主に担っている。
 
 27日時点の感染者の入院は22人。うち中等症は4人で、重症は7人。重症者の中でも特に症状の重い3人は集中治療室(ICU)に入り、人工呼吸器を装着。うち1人が重篤患者に使う人工心肺装置「ECMO(エクモ)」を使用しているという。
 
 同センターでは、患者の急増に対応するため、...

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