2020.10.05 08:41

芋菓子「ひがしやま」爆売れ 全国放送で紹介 四万十ドラマ増産

「ひがしやま」製造にフル稼働する加工場(四万十町十和川口の「おちゃくりカフェ」)
「ひがしやま」製造にフル稼働する加工場(四万十町十和川口の「おちゃくりカフェ」)
 高知県高岡郡四万十町の地域商社「四万十ドラマ」が製造販売している、干し芋「ひがしやま」を使った焼き菓子、その名も「ひがしやま」の売れ行きが絶好調だ。全国放送のテレビ番組で紹介され注文が殺到。「材料が足りなくなるかも」とうれしい悲鳴を上げつつ、急ピッチで製造を続けている。

 四万十ドラマの「ひがしやま」は6年前から販売。四万十市などで取れたニンジン芋で作ったひがしやまと、バター、白あん、卵黄を混ぜた生地を小判状にして焼き上げた菓子。

 9月13日に放送されたTBS系「坂上&指原のつぶれない店」は、新型コロナウイルスによる売り上げ減で困っている全国の店や生産者を紹介し、高級スーパー「成城石井」で販売する企画。全国から201件の応募があり、成城石井の原昭彦社長らバイヤーの審査をパスした5品の一つとして番組で紹介された。

 放送直後からインターネットなどで注文が殺到。コロナ禍で高知市の直営店を閉店したことなどによる販売減で約6万枚あった在庫は、1週間ほどでほぼ完売したという。

 成城石井で10月に販売が始まることもあり急きょ増産に入り、今年導入した、生地を菓子の形にしぼり出す機械が大活躍。以前の手作業だと1日に約千個が限界だったが、現在は3千~4千個作ることができるという。

 番組の中でタレントの指原莉乃さんに「爆買いしますよ」と絶賛された「ひがしやま」。ただ、芋の生産量が多くないため、材料不足になる可能性も。四万十ドラマの畦地履正社長は「(もし不足しても)11月中旬には新芋が入荷するので、お待ちいただければ」としている。(井上太郎)

カテゴリー: 主要政治・経済高幡

ページトップへ