2020.09.29 08:35

佐川町の住民が手作り大型良心市 10軒がナシなど販売

住民手作りの良心市「寄っていき屋」(佐川町瑞応)
住民手作りの良心市「寄っていき屋」(佐川町瑞応)
 高知県高岡郡佐川町瑞応に今月、住民手作りの大型良心市「寄っていき屋」がお目見えした。地域住民が育てる野菜や果物を安く買えると、人気を呼んでいる。

 場所は高知県の指定文化財「瑞応の盆踊り」が披露される瑞応寺の東約150メートル。木造屋根付きで高さ約2・5メートル、幅約4メートル、奥行き約2メートル。瑞応地区の10軒が新高ナシやシシトウ、ナス、ショウガなどを出している。

 もともとは近くの女性がサカキを植えていた土地。女性が高齢になり手入れが難しくなったことから、自治会長の細木一正さん(66)らが地域で活用しようと借りた。

 住民たちは建築士の助言を受け、スギやヒノキの間伐材を使い約3カ月かけて建物を完成させた。車からも目に付く場所で、口コミで徐々に話題になっているという。

 傷が付き市場に卸せない新高ナシなどを出す農家の伊藤みどりさん(63)は、「よく売れています。おいしかったとメモを残してくれる人もいて、うれしい」。細木さんは「地元の産品を気軽に買える場所。地域の発信につながれば」と話している。(楠瀬健太)

カテゴリー: 政治・経済高吾北

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