2020.09.24 08:41

ブルータス表紙に高知県の男性 183センチ、全身アルマーニ

大木裕之さんがモデルになったブルータスの表紙。183センチの長身にアルマーニが映える
大木裕之さんがモデルになったブルータスの表紙。183センチの長身にアルマーニが映える
映像作家・大木さん(中土佐町)普段は短パン! ギャップに反響
 高知県高岡郡中土佐町の映像作家、大木裕之さん(56)=東京都出身=が15日発売の雑誌「BRUTUS(ブルータス)」(マガジンハウス)の表紙を飾った。新型コロナウイルスで「不要不急」と言われかねないファッションに斬り込んだ特集で、普段は短パン姿の大木さんは全身アルマーニで登場。「落差があるのか、反響が大きいですね」と淡々と話している。

 大木さんは東京大卒業後、1990年代から高知に拠点を移し、映画監督や現代美術家として活躍。ブルータスは月2回発行で、文化を独自の切り口で紹介している。1月には人気ゲームの「刀剣乱舞」を取り上げて話題を集めた。

 最新号は、自粛ムードで服が売れなくなる中、同様に「不要不急」の扱いを受けがちなアーティスト13組をモデルに街角で撮影。各人が「ファッションと生きざま」について語っている。

 大木さんは、ダンサーの森山開次さんらに交じって登場。撮影した写真家の長島有里枝さんと親交があり、「私が思う一番かっこいい表現者」として推薦してもらったという。

 7月に埼玉県のJR金子駅周辺で、アルマーニのコートを羽織って撮影された。13組から表紙が選ばれることになり、大木さんの写真が起用された。

(右)雑誌の特集に登場した大木さん(左)普段着の大木さん(高知市内、田崎一郎さん提供)
(右)雑誌の特集に登場した大木さん(左)普段着の大木さん(高知市内、田崎一郎さん提供)
 普段の大木さんは短パンに着古したランニング姿。「コロナにより既存の固定化した認識が問い直され始めたけれど、僕は前からファッションでもずらして見せるというか…。若い子が僕の服を見てクスッとしてもらえたら、心の中でピースです」。

 鮎川隆史副編集長(48)は「表紙を見たアルマーニの担当者から『ステキに着こなしてくれた』とお礼が来た。今しかできない記録写真的な特集になった。アートは生命に不可欠な存在」と語っている。(村瀬佐保)

カテゴリー: 主要文化・芸能高幡

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