2020.09.19 14:33

かるぽーと改修費、高い? 先行40億円 総額115億円 高知市メンテナンス怠る

開館から18年が経過し劣化が進む「かるぽーと」。屋上はひび割れたりシートが破損した状態(写真はいずれも高知市九反田)
開館から18年が経過し劣化が進む「かるぽーと」。屋上はひび割れたりシートが破損した状態(写真はいずれも高知市九反田)
 高知市は、開会中の市議会9月定例会に、開館から18年を経た高知市文化プラザ「かるぽーと」(高知市九反田)の改修予算を提案している。その額ざっと40億円。ちなみにこれは最小限度の先行改修で、本当は115億円かかるという。えっ、そんなにするの?

 「びっくり仰天。あまりに高額すぎる」。15日の市議会質問戦。かるぽーとの改修費をベテラン市議が取り上げ、「何人もの市民が同じ反応だった」と疑問を投げ掛けた。

 かるぽーとは総事業費約190億円を投じて2002年に開館。地下3階・地上11階建てで、1085席の大ホールや市民ギャラリー、横山隆一記念まんが館、市立中央公民館などが入る。

かるぽーとの威容。向こう20年で115億円の改修費が見積もられている
かるぽーとの威容。向こう20年で115億円の改修費が見積もられている
 高知市教育委員会は昨年、建物の経年劣化を受けて修繕・改修費を精査。2042年までに115億円分の改修が必要で、うち今行うべき改修が90億円分あることが分かった。しかし、貧弱な市財政からそんな大金をひねり出せるはずもない。「安全性と緊急度を優先して最小限度にまで圧縮した」予算が、今回の40億円だ。

■舞台が半分
 それにしても、なぜこんなに費用が膨らむのか。築44年の県民文化ホールは、昨年4月に行った大型改修費用が9億円弱。これに対し、かるぽーとは築19年で40億円。割高感がぬぐえない。...

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カテゴリー: 政治・経済高知中央

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