2020.09.19 08:40

三山さんが往年ロック ♪せられん せられん いうたろう~ ネット公開 再ブームの兆し!?

三山さんの録音作業を大野さんが見守った
三山さんの録音作業を大野さんが見守った
 ♪せられん せられん いうたろう~!

 約40年前に高知で誕生し、大いに親しまれた土佐弁ロック「せられん」を、演歌歌手の三山ひろしさんが持ち前のビタミンボイスでカバーした。新型コロナウイルスにより「せられん」ことが増えた今こそ、明るく口ずさみたい1曲。早くもネット上で再ブームの兆しを見せている。

 「せられん」は1978年にRKCラジオの企画で生まれた。作詞作曲と歌は、カラオケ教室経営の大野研二さん(72)=高知市福井町=で、翌79年にはシングルレコードになった。親しみやすいメロディーに「お酒をのんだらのられません」「女の子のお尻ばっかりおわえよったらいかん」という軽妙な土佐弁がうけて高知の大ヒット曲となった。

 今回のカバーは、ツイッターなどで高知の魅力を発信しているカツオ人間が今年3月、ラジオでこの曲を耳にしたことがきっかけ。「コロナで心がささくれ立った今の世にぴったりや」。もっと多くの人に届けようと、ダメ元で紅白歌手の三山さんにオファーすると快諾を得たという。

笑顔で写真に納まる三山ひろしさんと大野研二さん=右(写真はいずれも高知市内)
笑顔で写真に納まる三山ひろしさんと大野研二さん=右(写真はいずれも高知市内)
 8月に高知市内で録音が行われ、大野さんも駆け付けた。「歌い方はどんな感じで?」と尋ねる三山さんに、大野さんは「気合を入れて。たまに巻き舌にしてもろうても」と熱く指南。三山さんはアレンジを加えつつ土佐弁全開で熱唱した。

 三山さんは「『わりことし』やった子どもの頃、母親にぎっちり歌われた曲。今も耳と心に残っているし、歌うと爽快感がある。大野先生さえよければ、コンサートでもやりたい」とノリノリ。大野さんも「まさかプロに歌ってもらえるとは」と感激し、「もう40年たったき、歌に命を吹き込んでもらってうれしい」と喜んでいた。

 三山さんが歌う「せられん2020」は動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。「土佐弁最高。毎日聴いても飽きん」「めちゃくちゃ楽しい」「三山さんの高知愛を感じる」という声があふれている。(石丸静香)

カテゴリー: 主要文化・芸能

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