2020.09.17 08:37

【動画】ニホンカワウソの情報を 高知・越知町観光協会に窓口

今年5月に赤外線カメラで撮影された1枚を拡大したもの。中央部にうっすらと動物の姿が見える(「Japan otter club」提供)
今年5月に赤外線カメラで撮影された1枚を拡大したもの。中央部にうっすらと動物の姿が見える(「Japan otter club」提供)


 環境省が2012年に絶滅種に指定したニホンカワウソについて、高知県高岡郡越知町の町観光協会に目撃情報を受け付ける窓口が設けられることになった。16日、高岡郡日高村の男性らが撮影に成功したとする写真や動画を公開し、協力を呼び掛けた。

 ニホンカワウソは1979年の須崎市での目撃を最後に、生息は確認されていない。

会見するメンバー(高知市のこうち男女共同参画センター「ソーレ」)
会見するメンバー(高知市のこうち男女共同参画センター「ソーレ」)

 写真などを公開したのは、高知市職員の大原信明さん(62)=日高村=ら県内外4人の任意団体「Japan otter club(ジャパンオッタークラブ)」。この日、高知市旭町3丁目のこうち男女共同参画センター「ソーレ」で会見した。

 大原さんらによると2016年7月、友人と釣りに訪れた幡多郡大月町の海岸で、約40メートル先の波間に顔を出すカワウソらしき動物を目撃。顔つきや、腹などが白いことから「ニホンカワウソに間違いない」として以降は月に2、3度は現地を訪れ、撮影を試みてきた。

 17年夏には、波間で頭を出す動物の動画を複数回撮影。今年5月には海岸近くの川べりで、赤外線写真で動物の姿を捉えた。

 写真などを確認した、越知町立横倉山自然の森博物館の谷地森秀二学芸委員は、「はっきりと判断はできない。絶対に違うとも言えない」と今後の成果に期待。「100パーセントいる」と訴えた大原さんらは「探してみようとする人も出てくるかもしれない。はっきり分かる証拠を探したい」としている。

 情報窓口は、仁淀川筋でも目撃情報が多いことなどから、越知町観光協会に置かれる。情報提供は同協会(0889・26・1004)へ。(楠瀬健太)

カテゴリー: 主要環境・科学高吾北

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