2020.09.07 14:33

高知県内各地で倒木や停電 台風10号 人的被害は確認されず

強風で倒れた木が県道をふさいだ現場(7日午前7時35分ごろ、宿毛市橋上町橋上)
強風で倒れた木が県道をふさいだ現場(7日午前7時35分ごろ、宿毛市橋上町橋上)

 台風10号による影響で高知県内は7日午前、各地で倒木や停電の被害が出た。けが人など目立った人的被害は確認されていない。台風が遠ざかったことで風雨は次第に小康状態となった。8日の県内は高気圧に覆われ、全域でおおむね晴れると予想されている。
 
 宿毛市橋上町橋上では7日午前0時ごろ、高さ約20メートルの木が倒れ、県道をふさいでいるのが見つかった。県幡多土木事務所宿毛事務所によると、復旧作業のため県道は通行止めとなった。同日中には片側通行できるようになる見込み。
 
 最大瞬間風速は宿毛市で午前0時すぎ、同日の県内で最も強い27・6メートルを観測した。また同日未明から早朝にかけて、長岡郡本山町で23・2メートル、高岡郡梼原町で21・9メートル、吾川郡いの町の本川で21・7メートルと、いずれも9月の観測史上最大を記録した。
 
 このほか連続雨量が基準値を超えたため、国道33号の高岡郡越知町横倉―愛媛県久万高原町間が同日午前4時から全面通行止めとなった。
 
 停電は県中部と西部を中心に21市町村で延べ約2万戸で発生した。四国電力送配電によると6日深夜から7日午前8時にかけて相次ぎ、同日正午で約1900戸が復旧していない。
 
 飛行機、鉄道も午前中は大半がストップ。土佐くろしお鉄道の中村・宿毛線、JR土讃線の阿波池田―窪川間の特急などが始発から運休した。
 
 学校関係では県内の公立小中高と特別支援学校計346校のうち高知市などの276校が休校。一部小中学校は午後から学校を再開した。

カテゴリー: 環境・科学

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