2020.08.25 08:39

【動画】高知市で志なね祭 ゆく夏惜しみ かがり火に無病息災祈る



 「志那祢(しなね)さま」として親しまれている土佐神社(高知市一宮しなね2丁目)の志なね祭の宵宮が24日、同神社で行われ、市民らが無病息災や新型コロナウイルスの収束を祈った。

 志那祢さまは、「おたいまつ」と呼ばれる板をかがり火で焦がして持ち帰ると御利益があるとされる。この日は、日が落ちるころから親子連れや浴衣姿の子どもが続々。それぞれが祈りを込め、おたいまつを火にかざしていた。

家族でかがり火に「おたいまつ」をかざして健康を祈る参拝者(24日夜、高知市の土佐神社=森本敦士撮影)
家族でかがり火に「おたいまつ」をかざして健康を祈る参拝者(24日夜、高知市の土佐神社=森本敦士撮影)

 コロナの影響で今年は人出も出店も少なめだったが、人々は「やっぱり夏はこれやね」「久しぶりのお祭りのにおい」。毎年家族で訪れるという近くの公文雅敏さん(66)は「家族の健康と、世界的な疫病が早く収まるよう願った」と話していた。

 25日は午前10時から大祭が行われる。今年はみこし巡行は中止。

 志那祢さまは高知の夏の終わりを告げる風物詩として知られるが、今年はまだ残暑が厳しそう。高知地方気象台によると、9月上旬ごろまで平年より気温が高い日が続くという。(深田恵衣)

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