2020.08.12 08:51

高知の水族館、愛のディスりあいTシャツ 「むろと廃校」と「桂浜」ツイートからコラボ

人気の屋外プールが閑散とした様子を描くTシャツ(室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館)
人気の屋外プールが閑散とした様子を描くTシャツ(室戸市室戸岬町のむろと廃校水族館)

 室戸市のむろと廃校水族館と高知市の桂浜水族館が11日、お互いをいじりながらPRする、コラボTシャツを発売した。両館は以前から公式ツイッター上で“小競り合い”を続けており、グッズに発展させた格好だ。

口を大きく開けたおとどちゃんが印象的な赤いTシャツ(高知市浦戸の桂浜水族館)
口を大きく開けたおとどちゃんが印象的な赤いTシャツ(高知市浦戸の桂浜水族館)

 ツイッターでは例えば、来館者がおらず閑散とした状況を指して廃校側が〈桂浜水族館状態〉とつぶやき、桂浜側が〈けんか売ってんのか〉と返す。自虐交じりに互いをネタにしたやりとりが、水族館ファンらの笑いを誘っている。

 Tシャツは、廃校の若月元樹館長が7月に桂浜の秋沢志名館長と顔を合わせた際に「ツイッターだけでなく、形にしたら面白そう」と提案。廃校の職員がそれぞれのデザインを練ったという。

 廃校のTシャツは青色で、客がいない同館の屋外プールのイラストに「ガラーン…」「桂浜水族館状態」の文字を配した。若月館長は「ディスってる(けなす)ようで宣伝。うちも含めて、これで『桂浜水族館状態』を崩せれば」と期待する。1枚2千円(税込み)。

 桂浜側はマスコットキャラ「おとどちゃん」が、ブリやサバをのみ込むようなイラスト入りの赤いTシャツ。廃校をもじり「ハイッ食おう」と書かれている。「不思議な感じがおとどちゃんらしい」と秋沢館長。おとどちゃんが「倍返しだ」と4千円(同)の値を付けた。

 ツイッターでの応酬について秋沢館長は、「かわいがってもらっていると思っている。おとどちゃんもSNS上でどんなふうに返してもらえるか、いつも面白がっている」。若月館長は新型コロナウイルス感染症の打撃に触れ、「僕らは普通の水族館じゃないのでアイデアで勝負。面白がってもらえれば」と話している。(大野耕一郎、河本真澄)

カテゴリー: 主要社会室戸高知中央

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