2020.08.03 08:37

まんが甲子園「増刊号」生配信でペン児盛り上げ 全国1万人超が視聴

4時間の配信を1万1千人以上が視聴した(2日、高知市丸ノ内1丁目の高知まんがBASE=森本敦士撮影)
4時間の配信を1万1千人以上が視聴した(2日、高知市丸ノ内1丁目の高知まんがBASE=森本敦士撮影)
 新型コロナウイルスの影響で中止になったまんが甲子園の代替イベントとして2日、高知まんがBASE(高知市)を拠点にネット番組の生配信が行われた。プロ漫画家と高校生の大喜利対決などを全国の1万1千人以上がリアルタイム視聴。「人類を励まし、地球を救うような漫画を描いて」という、ちばてつやさんからのメッセージ動画なども伝えられた。同日締め切った1枚漫画作品募集は国内外から372点(県内71点)が集まり、その一部も番組で紹介。ネット投票や審査を経て、5日に最優秀賞などを発表する。

 まんが甲子園は、高知県などが毎年8月に主催してきたが、今夏は初の中止に。代替イベント「まんが甲子園増刊号」のメニューの一つとして、漫画家のくさか里樹さん、Moo.念平さんらをまんがBASEに招き、動画サイト「ニコニコ生放送」で4時間中継した。

 大喜利対決は、高知工業高校と昨年の優勝校である宇都宮文星女子高校(栃木県)がリモート出演。「まんが甲子園の新機軸とは?」などのお題で、くさかさんらと勝負した。「競技中、鳴子踊りをしなければならない“よさこいタイム”がある」「高知城を賞品にする」など高校生たちは自由な発想の回答を連発。視聴者から「絵がかわいい」「いいね」などのコメントが寄せられ、画面に流れた。

 人気アニメ「ガールズ&パンツァー」のスピンオフ漫画を月刊誌で連載中の弐尉(にい)マルコさん=徳島市=は、ライブドローイングを披露。趣味で描いていた同作の二次創作作品が編集者の目に留まり、コンペで連載をつかんだと説明し、「どこに住んでいても漫画が好きだったら発信し続けることが大切」と語った。

 番組中、ちばてつやさんのほか「うしおととら」の藤田和日郎さん、「絶体絶命でんぢゃらすじーさん」の曽山一寿さん、「イナズマイレブン」のやぶのてんやさん、声優の小山茉美さんや島崎信長さんたちからもメッセージ動画が寄せられた。

【ちばてつやさんメッセージ】人類励ましてあげて
 甲子園目指して頑張ってきたペン児の諸君たち、大事な目標がなくなってさぞがっかりしているでしょうね。でもいつまでもがっかり力を落としていても仕方ありませんよ。今、この大きく変わっていく世界を目の当たりにしているんだから、絶好のチャンスと捉えるんです。人類を励ましてあげる、地球を救うような漫画を描いてほしいです。漫画を描く技と心と力で、コロナで落ち込んでいる世界中の人々に感動と勇気と笑いと元気を送ってあげてください。(徳澄裕子)

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カテゴリー: 主要文化・芸能まんが甲子園まんが

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