2020.08.01 08:42

高知FD公式戦きょう8/1再開 高知球場、観客解禁

約3週間ぶりの試合に向け練習に励む高知FDの安田寿明主将(越知町民総合運動場)
約3週間ぶりの試合に向け練習に励む高知FDの安田寿明主将(越知町民総合運動場)
安田主将支援に感謝「懸命プレー Vで恩返し」
 所属選手の新型コロナウイルス感染で7月末まで中止になっていた高知ファイティングドッグス(FD)の公式戦が、高知球場で8月1日に行われるナイターから再開する。約3週間ぶりの試合で、しかも今季、ホームで初めて観客を受け入れてのゲーム。安田寿明主将は「一つ一つのプレーを雑にせず、何事も一生懸命にやる。勝ってファンと喜び合いたい」と決意を語っている。 
 
 FDでは7月12日に20代選手の感染が判明。その日、チームは愛媛県の川之江球場で愛媛MP戦に臨んでいた。11―2と快勝した後、安田らはチームメートの感染を聞かされたという。
 
 「今季初めてお客さんの前で野球できた日で、やっと始まったという実感が湧いた直後だったのでショックが大きかった。言葉を失ったし、もう試合はできないんじゃないか、リーグが中止になるんじゃないかと最悪のことばかり考えた」
 
 全選手と監督、コーチら34人が濃厚接触者に当たるとされ、PCR検査を受けた。全員が陰性だったが、2週間の自宅待機を余儀なくされた。「最初の2、3日は何も手につかなくて…。部屋に座ってぼうっとするだけだった」と振り返る。
 
 そんな中、オフシーズンに自主トレを一緒に行ったプロ野球・日本ハム、杉谷拳士選手の今季の活躍に刺激を受けた。「自分は何をしているんだ、と気持ちを切り替えた。体幹トレーニングや素振りなど部屋の中でできることは全部やった」
 
 外出できない中、昼と夜の食事として、高知市の飲食店などから弁当の無償支援を受けたのも大きかったという。「部屋から一歩も出られないのでストレス発散は食事しかない。おいしい食事に助けられた。高知のファンがいてくれて野球ができていると、痛感させられた2週間だった」と話す。
 
 チームは7月26日から活動を再開した。試合までの練習期間はわずか6日しかなく、厳しい調整を強いられている。「今まで2週間も外に出ないことがなかった。グラウンドに出ると体への圧力が違う。太陽にやられている」と苦笑いしながらも、「試合が始まったら言い訳はできない。休んでいたから打てなくても守れなくてもいい、という姿は絶対に見せない」ときっぱり言う。
 
 いよいよ地元で観客を受け入れての試合が始まる。「支援してよかった、応援してよかったと思ってもらえるプレーをする。初戦で自分たちが変わった姿を見せたい。優勝して恩返しをしたい」と誓う。
 
 8月1日の試合は午後6時から。高知球場で愛媛MPを迎えて行われる。どん底からはい上がったFDナインの勇姿を見せたい。(村上和陽)
 
Iリーグ予告先発(7月12日)
高知・石井―愛媛・正田

関連記事

もっと見る

カテゴリー: スポーツFDスポーツ

ページトップへ