2020.07.29 08:42

ごめんなはり線に新キャラ 新駅「あき総合病院前駅」に21体目

ごめん・なはり線の各駅キャラを並べた「あかおか駅」のショーウインドー。新キャラは一体どんなデザインに…(香南市赤岡町)
ごめん・なはり線の各駅キャラを並べた「あかおか駅」のショーウインドー。新キャラは一体どんなデザインに…(香南市赤岡町)
やなせスタジオに依頼へ
 19年ぶりに新メンバー加入へ―。高知県の土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の新駅「あき総合病院前駅」開業に向け、新キャラクターが作成される。既存20駅にはそれぞれ故やなせたかしさんがデザインしたキャラがあり、沿線市町村などはやなせさんのアシスタントらが所属する「やなせスタジオ」に21体目の作成を依頼する方針だ。

 新駅は南国市以東の11市町村と高知県でつくるごめん・なはり線活性化協議会が、県立あき総合病院(安芸市宝永町)前への設置を決め、2021年3月の開業を目指している。

 2002年のごめん・なはり線開業以来初めての新駅で、浮上したのが“キャラ問題”だ。既存駅では「あかおか えきんさん」「あなない ナスビさん」など、特産品や名所を絶妙に一体化したキャラが乗客に親しまれている。各キャラの立体モニュメントもあり、車内アナウンスにも「『あき うたこちゃん』の安芸に着きます」と組み込まれている。

 新駅だけ何もないのはどうにも都合が悪いが、やなせさんは2013年に亡くなった。別のデザイナーの作品では他駅と調和がとれない。ごめん・なはり線活性化協議会は頭を悩ませた結果、「やなせスタジオ」を頼ることにした。28日の会合で、デザインや駅に設置する立体像作成の予算328万円を可決した。

 「やなせたかし記念アンパンマンミュージアム振興財団」(香美市香北町)の仙波美由記事務局長は、「やなせスタジオなら作風を受け継いだアシスタントが今も活躍している。なはり線の世界観に合った作品になるのでは」と期待する。

 果たして新キャラは病院をイメージしたものになるのか、それとも…。安芸市の横山幾夫市長は「どういうアイデアが出てくるのか楽しみ。通院客に親しまれるものになれば」と話していた。(森部智成)

カテゴリー: 社会安芸

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