2020.07.27 08:40

ギャラリー556が再始動「こころの七子茶屋」 四万十町

「こころの七子茶屋」を運営する山本哲資さんと、初の客となったフランス人お遍路さん(四万十町床鍋)
「こころの七子茶屋」を運営する山本哲資さんと、初の客となったフランス人お遍路さん(四万十町床鍋)
 高知県高岡郡四万十町の本町商店街にあった「ギャラリー556」が名前を変え、国道56号・久礼坂の七子峠にある飲食店跡(四万十町床鍋)で再スタートを切った。運営する男性は「景色が素晴らしい。坂を上ってきたお遍路さんも、一息つける場にしたい」と話している。

 「ギャラリー556」は2001年、本町商店街の空き店舗を活用してオープン。当初運営していた窪田心(こころ)さん(46)の名前にちなみ、名付けられた。

 その後、元県立高校美術教師の山本哲資さん(77)が引き継ぎ、今年4月末まで喫茶兼ギャラリーとして、作品展示や演劇などのイベントを行っていた。

 山本さんは一度、店じまいを決めたものの、ギャラリーの存続を求める声もあり、再開を模索。高知自動車道が四万十町に延伸した2012年まで七子峠で営業していた飲食店の建物を借り、壁や天井の一部を塗り直すなど手直し。元の飲食店名も入れた「こころの七子茶屋」として、26日にオープンさせた。

 展示第1弾は、町内外11人の絵画や彫刻など約50点。来館第1号となったフランス人女性のお遍路さん、アリアン・フィリポンさんは、仁淀川を描いた水彩画を見て、「大雨の中を歩いてきたので、ほっとした。絵もすごく美しい」と感激の様子だった。

 開館は午前10時~午後5時。水、木曜は休み。(井上太郎)

カテゴリー: 社会高幡

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